イタリアにルーツを持ちながら、フランスで花開いたお菓子、マカロン。そんなマカロンのフランス伝来の地のひとつといわれるのがバスクです。
マカロンは、固く泡立てたメレンゲに砂糖、アーモンドプードル(パウダー)等を加えて混ぜて焼き上げた柔らかな2枚の生地にクリームやジャム、ガナッシュをはさんだものが一般的ですが、これはマカロン・パリジャン、正式にはマカロン・ムーと呼ばれるものです。
バスクのマカロンはマカロンバスクと呼ばれていますが、正式にはマカロン・ムシュと呼ばれる2枚の生地の間に何も挟まないもので、その素朴な味わいが好まれています。